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マルセイユってどんなところ?
港町と言えばまず思い浮かぶ
フランス第2の商業都市
マルセイユは、フランス最大の港湾都市で、南フランスのプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域の中心。ブイヤベースと食前酒のパスティスが名物で魚介類が豊富な風光明媚な港町です。
海洋貿易で各地の文化に触れた
陽気で開放的な雰囲気が魅力
地中海に向かって開けた都市マルセイユ。先住民だったリグリア人の姫が、船でやってきたギリシャ人の青年と出会うことからマッシリアが誕生したというのが街の始まりとされています。何世紀も前から海洋交易によって、フランス第1の港として重要な地位を誇り、近年ではマリンスポーツの愛好者だけでなく海水浴客にも人気。とにかく食べ物がおいしく明るい開放的な場所です。
マルセイユ石鹸の魅力
フランス王室御用達の伝統的な手作り製法
地中海の海水と天然オリーブオイルからできるマルセイユ石鹸
マルセイユに手工業的な石鹸産業が定着したのは、十字軍(10世紀)直後の頃。「サボン・ド・マルセイユ(マルセイユ石鹸)」の名で呼ぶようになったのはもっと後のことで、ルイ14世の宰相コルベールの命によるものといわれます。17世紀にはフランスのルイ14世がマルセイユ石鹸の「厳しい製造基準」を定め、これを守り続ける伝統石鹸職人により「手作りのみ」で作られるようになりました。プロヴァンス地方の良質な天然オリーブ油とパーム油(100%植物性油)、 地中海の海水とマルセイユ塩とバリラ(アルカリ性海藻の灰)とによって作られるマルセイユ石鹸はフランス王室の御用達ともなりました。
19世紀初頭、マルセイユはゆうに70軒もの石鹸工場を抱え、「サボン・ド・マルセイユ」の評判は海外にも広く知れ渡っていました。
現在、マルセイユでは数軒の業者が石鹸製造を続けている。有名な会社としてはマリウスファーブル社があります。